米国株は年末にかけて上昇か?狙いを持った投資をしよう!2023年11月11日時点での投資状況 VT・FM・AMZN・KO・MSFT・BTI・PYPL・T・eMAXIS Slim米国株式
こんにちは、しろくま投資です!
2か月ぶりのブログ更新となります。お久しぶりです。
10月末~11月の今まで、米国株、特にNASDAQが強いですね!
アノマリー的にも11月~年末は強いことから、私は9月ごろ~10月の直近の底付近までの下落でコツコツ買ってきました。
結果的にそれが功を奏して、11月に入ってまだ10日ほどですが、資産が増え始めています。
つくづく、アノマリーは侮れないというか、無視できないなと感じています。
今回のテーマに書いた「米国株は年末にかけて上昇か?」は、このアノマリーの事で、軽い下落をはさみながら、米国株は年末(もしかしたら2024年3月ごろまで)にかけて、上昇相場を形成するだろうと私は考えています。
一方で、もう一つ無視できないものが金利です。
FRBのパウエル議長は経済・インフレの状況をみて、必要なら更なる利上げも躊躇なく行うという趣旨の発言をしています。
実際に追加利上げが行われるかは分かりませんが、いまの高金利状態はしばらく続く可能性が高いです。
となると、利益をまだ上げていない(PERがつかない)ようなイケイケのハイパーグロース銘柄に投資するのは時期尚早と考えています。
高金利下では、企業の資金調達コストが増え、体力のある(現金を多く持つ)企業でないと生き残れないと思うからです。
テーマに書いた「狙いを持った投資をしよう!」というのはこの部分です。
つまり、今後の上昇相場を予想しながらも、銘柄選定は重要だと考えていて、
私が投資しているのは、営業利益が成長もしくは維持しているのに、国債金利が高いがゆえに資金がそちらに流入し、不当に株価を下げている(下げていた)銘柄ばかりです。
スタイルとしては、本来はグロース株投資が好きなのですが、今の環境では報われにくいと判断して、バリュー投資をしている感じです。
グロース株への投資を諦めたわけではなく、今はタイミングじゃないと考えているのです。
じゃあ、そのタイミングはいつか?を考えてみましょう。
まず、次に利下げが始まるのは2024年6月~7月ごろと見込まれています。
そしてその前に、アメリカでは金融引き締めが続いたダメージから本格的な不況に入り、株価が暴落する局面が、おそらく2024年5月ごろに来ると考えています。
この暴落は20~30%の下落もあり得ると思っています。
下落相場はひと月では終わらず、8~9月まで軟調な相場が続くのではないでしょうか。次に、大統領選の年は開票される11月~年末にかけて相場が強いというアノマリーがあるので、11月から強気相場に転換と予想します。
その後は利下げが確実に進んでいくはずですから、2024年11月~2025年は長い強気相場を形成するというのが現時点で私がイメージしている今後の流れです。
このイメージ(ほとんど妄想ですが)を前提に考えると、
①直近始まった上昇相場は2024年3月ごろに終わりを迎えそうなので、それまではバリュー投資で大型株をメインに行い、ある程度のところで利確する。
2024年4~5月までには現金比率を高めた状態にしておく。
②2024年8~10月ごろに、下落しきった有望なハイグロース株や成長株を買い進め、後の強気相場に備える。
このような戦略を今のところは想定しています。
個人の妄想を長々と書いてしまい、申し訳ありません。
しかし、なんとなくでもイメージしておくことで、いざ下落相場になっても冷静を保ちやすいはずですし、投資に一貫性を持たせることができると思うのです。
投資初心者の方も、妄想でもいいですから、自分で何かしらの戦略を立てて投資することをお勧めしたいです。
戦略なく投資することは目的地も分からずに旅をするようなものだと思うのです。
ぜひ戦略を立てましょう。
久しぶりのブログでつい熱中して書いてしまいました。
前置きがかなり長くなりましたが、今回も現時点での投資状況を報告します。
今回のトピックは以下の3つです。
それでは、いってみましょう!
1.資産状況、株式と現金の比率
総資産:797万(9月との比で+30万)
株:561万(70%)
現金:236万(30%)
年間配当額:113205円(年利2.78%)
前回のブログ更新から2か月経ち、資産は+30万でした。
QYLDを一旦すべて売却してしまったので、配当額は目減りしました。
2023年12月末時点の資産総額で、最低でも750万円、普通にいけば800万円、上手くいけば850万円と3段階で目標設定していますが、
今月の収入を入れれば、800万円突破は確実で、12月末には上限の目標としていた850万円到達も現実的になってきました。
現金比率は236万円(30%)となり、私は200万円は生活防衛資金として必ず現金で残しておくマイルールがあるので、ほぼフルインベストメントの状態と言えます。
そのため、今後の相場は9~10月に仕込んでおいたポジションを見守るだけで、追加投資はほとんどしない予定です。(というか、追加投資する資金がないだけ(泣))
※毎月の積み立て投資(VT約10万、FM約5万、つみたてNISA3.3万)は続けます。
年末にどうなっているか、今から楽しみです。
2.保有銘柄のパフォーマンス
・バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
789306円 +54481円(+7.41%)
・iシェアーズ MSCI フロンティア・セレクトEM ETF(FM)
614577円 +43033円(+7.52%)
☆アマゾン・ドット・コム(AMZN)
565520円 +71776円(+14.53%)
☆コカ・コーラ(KO)
524212円 +17797円(+3.51%)
・マイクロソフト(MSFT)
504078円 +64535円(+14.68%)
☆ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)
406652円 +9100円(+2.28%)
☆ペイパル(PYPL)
398313円 +3080円(+0.77%)
☆AT&T(T)
305680円 +8299円(+2.79%)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500 投資信託)
1505257円 +338602円(+29.02%)
前回保有していた三菱UFJフィナンシャルグループは日本株の上昇相場が終わるくらいのタイミングですべて売却しました。
正確に言うと、逆指値を設定していたら、仕事している間に刺さって売却されていました。その後はボックス相場が続いている感じで、良いタイミングで売れて利益も取れました。
日銀の動向次第では、まだまだ伸びる銘柄だと思っているので、今でも定期的にチェックはしています。
☆がついているのは、新たに追加された銘柄です。
5銘柄が追加され、MSFTも多めに買い増しました。解説は別の記事でしますが、
大型株でキャッシュリッチかつ、バリュエーションが低い(あるいは通常時と比較して低い)銘柄を買い増していった結果、このようなポートフォリオになってます。
また、セクターを分散し、ハイテクセクターに偏らないように気を付けています。
今回に限って言えば、(たまたまですが)ほぼ完ぺきなタイミングで買い付けができており、全銘柄でプラスに転じています。
しかも、まだ上昇相場の1~2合目と考えており、直近はハイペースに上昇したので少し調整する可能性が高いですが、そこから更なる上昇を期待しています。
3.まとめ
いかがでしたか?
11月に入り、S&P500指数は8連騰!上昇トレンドを形成し始めたように見えます。
ここから、2024年3月くらいまでは上昇が続くと予想しています。
しかし、冒頭でも書いたようにどの銘柄を買っても上昇する、コロナバブルのような相場にはならないはずです。
なんといっても、しばらくは高金利下であることに変わりないですから。
それぞれ好きな手法、好きな銘柄、リスク許容度など異なりますから、これが正解という投資法はありませんが、いずれにしても戦略をもって銘柄を選定し、投資することが肝要と考えます。
今回の記事は以上です。
この記事を読んで、皆さんが今一度ご自身の投資戦略を見つめ直すきっかけとなれば、嬉しいです。
なお、投資はあくまでご自身の判断のもと、自己責任で行ってください。
それでは、次の記事でお会いしましょう!
しろくま投資でした!