しろくま投資のブログ

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どこまで伸びる!?絶好調の相場を見ながら思うこと 2024年01月26日時点での投資状況 VOO・ANET・PYPL・MSFT・AMZN・QQQ・DAL・BTI・eMAXIS Slim米国株式

こんにちは、しろくま投資です!

2か月ぶりのブログ更新となります。お久しぶりです。

前回11月に書いた記事では、アノマリーから考えると米国株は年末~2024年3月にかけて上昇相場を形成するのでは?という話をしましたが、

今のところ大体予想した通りの流れになっています。

(実際は年末どころか、10月末の底打ちからずっと上げている印象ですが・・)

やはりアノマリーは侮れないなという感想です。

いま考えたいことは、1月の相場がこれからの1年間を占う可能性があるということです。

直近1か月で見ると、際立って上昇しているのは半導体銘柄です。

その中でも、NVDAとAMDは共に直近3か月で40%以上、1か月で25%以上の上昇と勢いが止まりません。

この2つが強く上昇するというのは、AIに対する市場の期待の現れだと思います。

今年はAI関連、半導体関連銘柄の年になるかもしれません。

ちなみに、AMDは以前保有していて1株130$くらいの時に手放した銘柄で、今では178$まで上昇しており、悔しい気持ちもあります。

しかし、PERを考えるとかなり割高な水準にあることは間違いなく、個人的には期待されすぎだと思います。

一方、NVDAの場合は順調に売り上げを伸ばすことが出来れば、今の株価も正当化される可能性が高く、もしこれから買うとしたら私ならNVDAを選びます。

 

前置きが長くなりましたが、今回も現時点での投資状況を報告します。

今回のトピックは以下の3つです。

それでは、いってみましょう!


1.資産状況、株式と現金の比率

総資産:911

株:616万(67%)

現金:295万(33%)

年間配当額:63421円(年利1.03%)

前回のブログ更新から2か月経ち、資産は+124万でした。

冬のボーナスが入ったのと、相場環境が良かったため順調に増えています。

昨年の目標だった850万円も12月末に無事達成し、現在900万円を超えました。

現金比率は295万円(33%)です。何かあった時の生活防衛資金として、現金200万円を必ず残すマイルールがある私としては、95万円の投資余力がある状態です。

個人的にはこれ位がちょうど良い現金比率と感じています。

年間配当額は以前より減ってしまいました。

T(AT&T)やKO(コカ・コーラ)をすべて売却してしまった為で、今の配当のほとんどはBTI(ブリティッシュアメリカンタバコ)によるものです。

高配当株投資の「感じ」は掴めたので、一旦配当金は置いといて、総資産を伸ばすことに注力することにしました。

現時点ではこの方向転換が功を奏して、上手く資産を増やせています。


2.保有銘柄のパフォーマンス

アリスタ・ネットワーク(ANET)

697472円 +101966円(+17.12%)

・ペイパル(PYPL)

660558円 +63883円(+10.70%)

マイクロソフト(MSFT)

653729円 +104197円(+18.96%)

アマゾン・ドット・コム(AMZN)

648444円 +109364円(+20.28%)

☆インベスコQQQ信託シリーズ1(QQQ)

628652円 +51522円(+8.92%)

デルタ航空(DAL)

563798円 -53357円(-8.64%)

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)

508163円 -14769円(-2.82%)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500 投資信託

1739137円 +489149円(+39%)

 

売却した銘柄がVT、FM、T、KOです。

VT、FMは半年以上積み立てていましたが、パフォーマンスが悪く、積み立て分に関しては完全にS&P500に切り替えました。

※半年以上の保有期間中、下落時はS&P500と同じくらい下がり、S&P500が上がっているときにそれほど上がらない、もしくは横ばい(特にFM)という印象でした。

現在の毎月積み立ては以下の通りです。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500投資信託)5万円

・VOO(S&P500ETF) 1株(約5万円)

計10万円

すべて投資信託もありですが、少額でも配当金が積み上がるのがやはり嬉しいので、

VOOも組み合わせています。長く続けるものなので、投資効率だけ追求するのではなく、自分の感情と向き合って選ぶということも大切かと思います。

それにより長期保有できれば、結果的に良いパフォーマンスも得やすくなります。

急がば回れ」ですね。ちょっと違うかな?(笑)

 

☆は新たに購入した銘柄です。ANET、DAL、QQQの3つです。

・ANETはクラウドネットワークサービスやネットワーク機器を提供する会社です。

前者のビジネスでは主にAWSやAzure、後者のビジネスでは主にシスコシステムズが競合になります。今後世の中でDX化が進んだり、AIを使ったビジネスが発展すれば、そのためのネットワークインフラを整備する需要が高まり、ANETはその恩恵を受けることが出来ます。というより、その恩恵によりすでに急成長している会社です。

割高感があまりなく、チャートの形も良いです。

良い銘柄を見つけられたなと自分では思っています。

finance.yahoo.com

・DALは個人的にはとても懐かしい銘柄で、株式投資を始めた3年前、初めて買った銘柄がこの銘柄です。当時コロナ渦で株価が急落して、「そのうちコロナ禍も収まって景気回復するだろう」と軽い気持ちで買いました。

確か、15万円分くらい買って1~2か月で3万くらい儲かった記憶があります。

なぜ今頃、その銘柄を買ったかというと本格的に売上・利益の回復が見えており、自己資金の余力もある、なのに割安のまま放置されていると思ったからです。

しかし買いのタイミングを間違えました。なんと買った翌日が決算日で、期待より低めのガイダンスだったためいきなり約8%の急落を食らってしまいました。

決算日を確認しておけば、こんなことには・・・。一つ勉強になりました。

finance.yahoo.com

3.まとめ

いかがでしたか?

昨年10月末に底を打った米国株は、ハイテクセクターを中心に上昇相場を形成しています。この流れは3月まで続くと個人的には考えています。

逆に言えば、あと2か月の間に、どのタイミングで売却するかを考えながら、冷静に今の相場を眺める必要があると思っています。

(その後、今年中に再度インするタイミングとしては8~9月あたりと考えています。)

皆が盛り上がっている時こそ冷めた目で相場を眺め、逆に皆が悲嘆にくれる時こそ目を輝かせて宝物のような銘柄が落ちていないか探す。

そんな投資家でありたいものです。


今回の記事は以上です。

この記事を読んで、皆さまの投資の参考に少しでもなれば嬉しいです。

なお、投資はあくまでご自身の判断のもと、自己責任で行ってください。

 


それでは、次の記事でお会いしましょう!

しろくま投資でした!

米国株は年末にかけて上昇か?狙いを持った投資をしよう!2023年11月11日時点での投資状況 VT・FM・AMZN・KO・MSFT・BTI・PYPL・T・eMAXIS Slim米国株式

こんにちは、しろくま投資です!

2か月ぶりのブログ更新となります。お久しぶりです。

10月末~11月の今まで、米国株、特にNASDAQが強いですね!

アノマリー的にも11月~年末は強いことから、私は9月ごろ~10月の直近の底付近までの下落でコツコツ買ってきました。

結果的にそれが功を奏して、11月に入ってまだ10日ほどですが、資産が増え始めています。

つくづく、アノマリーは侮れないというか、無視できないなと感じています。

今回のテーマに書いた「米国株は年末にかけて上昇か?」は、このアノマリーの事で、軽い下落をはさみながら、米国株は年末(もしかしたら2024年3月ごろまで)にかけて、上昇相場を形成するだろうと私は考えています。

一方で、もう一つ無視できないものが金利です。

FRBのパウエル議長は経済・インフレの状況をみて、必要なら更なる利上げも躊躇なく行うという趣旨の発言をしています。

実際に追加利上げが行われるかは分かりませんが、いまの高金利状態はしばらく続く可能性が高いです。

となると、利益をまだ上げていない(PERがつかない)ようなイケイケのハイパーグロース銘柄に投資するのは時期尚早と考えています。

金利下では、企業の資金調達コストが増え、体力のある(現金を多く持つ)企業でないと生き残れないと思うからです。

テーマに書いた「狙いを持った投資をしよう!」というのはこの部分です。

つまり、今後の上昇相場を予想しながらも、銘柄選定は重要だと考えていて、

私が投資しているのは、営業利益が成長もしくは維持しているのに、国債金利が高いがゆえに資金がそちらに流入し、不当に株価を下げている(下げていた)銘柄ばかりです。

スタイルとしては、本来はグロース株投資が好きなのですが、今の環境では報われにくいと判断して、バリュー投資をしている感じです。

グロース株への投資を諦めたわけではなく、今はタイミングじゃないと考えているのです。

じゃあ、そのタイミングはいつか?を考えてみましょう。

まず、次に利下げが始まるのは2024年6月~7月ごろと見込まれています。

そしてその前に、アメリカでは金融引き締めが続いたダメージから本格的な不況に入り、株価が暴落する局面が、おそらく2024年5月ごろに来ると考えています。

この暴落は20~30%の下落もあり得ると思っています。

下落相場はひと月では終わらず、8~9月まで軟調な相場が続くのではないでしょうか。次に、大統領選の年は開票される11月~年末にかけて相場が強いというアノマリーがあるので、11月から強気相場に転換と予想します。

その後は利下げが確実に進んでいくはずですから、2024年11月~2025年は長い強気相場を形成するというのが現時点で私がイメージしている今後の流れです。

このイメージ(ほとんど妄想ですが)を前提に考えると、

①直近始まった上昇相場は2024年3月ごろに終わりを迎えそうなので、それまではバリュー投資で大型株をメインに行い、ある程度のところで利確する。

2024年4~5月までには現金比率を高めた状態にしておく。

②2024年8~10月ごろに、下落しきった有望なハイグロース株や成長株を買い進め、後の強気相場に備える。

このような戦略を今のところは想定しています。

個人の妄想を長々と書いてしまい、申し訳ありません。

しかし、なんとなくでもイメージしておくことで、いざ下落相場になっても冷静を保ちやすいはずですし、投資に一貫性を持たせることができると思うのです。

投資初心者の方も、妄想でもいいですから、自分で何かしらの戦略を立てて投資することをお勧めしたいです。

戦略なく投資することは目的地も分からずに旅をするようなものだと思うのです。

ぜひ戦略を立てましょう。

 

久しぶりのブログでつい熱中して書いてしまいました。

前置きがかなり長くなりましたが、今回も現時点での投資状況を報告します。

今回のトピックは以下の3つです。

それでは、いってみましょう!


1.資産状況、株式と現金の比率

総資産:797万(9月との比で+30万)

株:561万(70%)

現金:236万(30%)

年間配当額:113205円(年利2.78%)

前回のブログ更新から2か月経ち、資産は+30万でした。

QYLDを一旦すべて売却してしまったので、配当額は目減りしました。

2023年12月末時点の資産総額で、最低でも750万円、普通にいけば800万円、上手くいけば850万円と3段階で目標設定していますが、

今月の収入を入れれば、800万円突破は確実で、12月末には上限の目標としていた850万円到達も現実的になってきました。

現金比率は236万円(30%)となり、私は200万円は生活防衛資金として必ず現金で残しておくマイルールがあるので、ほぼフルインベストメントの状態と言えます。

そのため、今後の相場は9~10月に仕込んでおいたポジションを見守るだけで、追加投資はほとんどしない予定です。(というか、追加投資する資金がないだけ(泣))

※毎月の積み立て投資(VT約10万、FM約5万、つみたてNISA3.3万)は続けます。

年末にどうなっているか、今から楽しみです。

 

2.保有銘柄のパフォーマンス

・バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)

789306円 +54481円(+7.41%)

iシェアーズ MSCI フロンティア・セレクトEM ETF(FM)

614577円 +43033円(+7.52%)

アマゾン・ドット・コム(AMZN)

565520円 +71776円(+14.53%)

コカ・コーラ(KO)

524212円 +17797円(+3.51%)

マイクロソフト(MSFT)

504078円 +64535円(+14.68%)

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)

406652円 +9100円(+2.28%)

☆ペイパル(PYPL)

398313円 +3080円(+0.77%)

☆AT&T(T)

305680円 +8299円(+2.79%)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500 投資信託

1505257円 +338602円(+29.02%)

 

前回保有していた三菱UFJフィナンシャルグループは日本株の上昇相場が終わるくらいのタイミングですべて売却しました。

正確に言うと、逆指値を設定していたら、仕事している間に刺さって売却されていました。その後はボックス相場が続いている感じで、良いタイミングで売れて利益も取れました。

日銀の動向次第では、まだまだ伸びる銘柄だと思っているので、今でも定期的にチェックはしています。

☆がついているのは、新たに追加された銘柄です。

5銘柄が追加され、MSFTも多めに買い増しました。解説は別の記事でしますが、

大型株でキャッシュリッチかつ、バリュエーションが低い(あるいは通常時と比較して低い)銘柄を買い増していった結果、このようなポートフォリオになってます。

また、セクターを分散し、ハイテクセクターに偏らないように気を付けています。

今回に限って言えば、(たまたまですが)ほぼ完ぺきなタイミングで買い付けができており、全銘柄でプラスに転じています。

しかも、まだ上昇相場の1~2合目と考えており、直近はハイペースに上昇したので少し調整する可能性が高いですが、そこから更なる上昇を期待しています。


3.まとめ

いかがでしたか?

11月に入り、S&P500指数は8連騰!上昇トレンドを形成し始めたように見えます。

ここから、2024年3月くらいまでは上昇が続くと予想しています。

しかし、冒頭でも書いたようにどの銘柄を買っても上昇する、コロナバブルのような相場にはならないはずです。

なんといっても、しばらくは高金利下であることに変わりないですから。

それぞれ好きな手法、好きな銘柄、リスク許容度など異なりますから、これが正解という投資法はありませんが、いずれにしても戦略をもって銘柄を選定し、投資することが肝要と考えます。

 

今回の記事は以上です。

この記事を読んで、皆さんが今一度ご自身の投資戦略を見つめ直すきっかけとなれば、嬉しいです。

なお、投資はあくまでご自身の判断のもと、自己責任で行ってください。

 

それでは、次の記事でお会いしましょう!

しろくま投資でした!

2023年9月10日時点での投資状況 VT・FM・CRWD・QYLD・ABNB・MSFT・8306(三菱UFJ)・eMAXIS Slim米国株式

こんにちは、しろくま投資です!

個人的に仕事もプライベートも忙しく、長らくブログ更新できてませんでした。

5月末以来の記事となります。

今回は、現時点での投資状況を報告します。

というわけで、今回のトピックは以下の3つです。

それでは、いってみましょう!


1.資産状況、株式と現金の比率

総資産:767万(5月との比で+59万)

株:430万(56%)

現金:337万(44%)

年間配当額:152,758円(年利5.34%)

5月末から3か月経ち、資産は59万円プラスでした。

着実に毎月の積み立て(VTで10万、FMで5万、つみたてNISAで3.3万)を継続していたこと、直近の相場が良かったことで順調に資産が増えています。

2023年の目標は、12月末時点の資産総額で、最低でも750万円、普通にいけば800万円、上手くいけば850万円と3段階で目標設定していますが、

今の時点で最低目標の750万円を突破することができました!

相場次第ですが、12月末時点での850万円到達できるかもしれません。

 

また、QYLDの保有額が増えた為、年間配当額が大きくなってきました。

月ごとの偏りが大きいですが、平均すると税引き後で約1万円/月となり、

少しですが、生活費の足しになる位の金額になってきました。

私はスマホアプリで家計簿を付けているのですが、会社からの給料以外で収支プラスをつけられるのは中々嬉しいものです。

実感としても、毎月初めにQYLDから配当金が入ってきて、月が替わって数日くらいはそれだけで生活できる感じです。

高配当投資は資金効率は良くないが、日々の生活が良くなる実感を得やすいとはよく聞きますが、まさにそれを感じ始めています。

次の目標は、年間配当額で36万円(米国株で考えても税引き後で2万円/月)です。

焦らず、コツコツ増やしていきます。

 

2.保有銘柄のパフォーマンス

・バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)

527919円 +48926円(+10.21%)

iシェアーズ MSCI フロンティア・セレクトEM ETF(FM)

486345円 +44912円(+10.17%)

クラウドストライク(CRWD)

99381円 -1433円(-1.42%)

・グローバルX NASDAQ100・カバード・コールETF(QYLD)

826790円 +63456円(+8.31%) 

☆エアビーアンドビー(ABNB)

107768円 -1450円(-1.32%)

マイクロソフト(MSFT)

98816円 -1684円(-1.67%)

三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)

727200円 +79166円(+12.21%)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500 投資信託

1425445円 +325456円(+29.59%)

 

ここ1か月ほどで、ポートフォリオに大きな変化がありました。

①1つはAMD信越化学工業を売却したこと。

半導体株の伸びが一服したタイミングで売却しました。上昇トレンドがまた見られたら再度インしようと観察は続けていますが、今のところ株価は冴えません。

結果としては良いタイミングで売ることができました。

②もう1つは、マルケタ(MQ)を売却したこと。

長らく大きな含み損になっていた銘柄で、ここまで来たらほったらかしておこうと思っていたのですが、ある日ポートフォリオを冷静に眺めていたときに、

いつまで経っても赤字続きで、成長力は徐々に下がってきている・・・

なんで自分はこの銘柄を持っているんだろ?と思ってしまったんですね。

その日のうちに、売却していました。

③最後の1つは、三菱UFJフィナンシャルグループの株を買ったこと。

アメリカがコロナ後の金融緩和を止め、利上げを始めたときに株式市場全体が下落している中、銀行株、エネルギー株が上昇していたのが強烈に印象に残っていて、

日本もいずれは利上げを始めるはず、じゃあその時に儲かる会社はどこか?と考えて、候補に挙がったのがこの銘柄でした。

最後は決算をみて、明らかに割安だと感じたので買いました。

その後、順調に上昇し、すでに+12%。

1株1600~1800円くらいまではいくと思っています。

そうなれば、+50%~+70%です。

(あくまで個人の見解による、希望的観測です。(笑))

 

【補足】

追加したクラウドストライク(CRWD)、エアビーアンドビー(ABNB)、マイクロソフト(MSFT)に関しては、利上げ開始後に一旦手放した銘柄たちを買い戻した形です。

買い戻したといっても、予定保有額の4分の一程度。

半年~1年後の上昇(2023年末~次の大統領選挙までの間に次のバブル相場が来ると想定しています。)に備えて、様子を見つつ、タイミングも分散しつつ、

予定の金額まで買い増していこうと思っています。

※それぞれの銘柄については、別の記事でお話ししたいと思います。

 

3.まとめ

いかがでしたか?

5月末に書いた記事で、6~8月は歴史的にパフォーマンスが弱い月なので、警戒ですよ!という話をしましたが、その時期も終わり、年末も徐々に近づいてきます。

9月はたぶん株価が上がったり下がったり、ぐずぐずした相場になる気がしていますが、10月~翌年4月は歴史上パフォーマンスが強いので、次の上昇相場が来るならその期間かなと思っています。

9月~10月上旬はそれまでの仕込み期間と捉えて、コツコツと買い増しをしていく予定です。

ここで、投資歴2年間で得た教訓を自分への戒めとして、ここに書いておきます。

・余裕資金は必ず残す。

・資金投入のタイミングは分散する、一括で買わない。

ナンピン買いが報われることは少ない、反発してから買っても全く遅くない。

・含み損をなるべく抱えない、損切りは素早く機械的に。

・市場全体が大きく下がり始めたら、その状況でも買い増したいと思う銘柄だけ残して、あとは手放す。

 


今回の記事は以上です。

この記事が、少しでも皆さんの参考になれば、幸いです。

なお、投資はあくまでご自身の判断のもと、自己責任で行ってください。

 

それでは、次の記事でお会いしましょう!

しろくま投資でした!

AIバブルの始まりか?2023年5月30日時点での投資状況 VT・AMD・FM・JMIA・CRWD・QYLD・MQ・eMAXIS Slim米国株式

皆さん、お元気ですか?

お久しぶりです、しろくま投資です!

 

前回4月3日に書いた記事で、去年10月に底をつけて、半導体セクターが上昇トレンドを形成中と書きましたが、5月は株価上昇がさらに加速する月となりました。

中でも、AIに関連する半導体企業が買われていた印象で、

例えば、NVDA(エヌビディア)は過去1か月で+40.35%の上昇。

私が持っているAMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)の株価も、

過去1か月で+42.14%上昇しました。

特にNVDAの決算後は急激に上昇していました。

(来期の業績見通しが明るいことを受けて、期待感で買われたようです。)

5月は一旦調整かなと予想していたので、これはうれしい誤算でした。

 

個人的な印象ですが、昨年は多くの銘柄が低迷する中で、

エネルギーセクターは上昇トレンドが1年近く続きましたが(最近は横ばいな感じ)、

そういう流れが今は半導体セクターにきていると感じていて、

(これが景気循環、セクターローテーションというものかもしれません。)

そう考えると、昨年末から続くこのトレンドも、まだしばらくは続く気がしています。

急に株価が上がると売りたくなりますが、我慢して持ち続けようと思います。

 

また、日経平均株価バブル崩壊後の高値を上回ったというニュースもありましたね。

私は米国株メインなので、日本株はあまり分からないのですが、

アメリカは今後景気後退入りが予想される一方で、日本企業の決算は好調であること、日本だけ金融緩和が継続していること等の理由で、海外から日本株に資金が流入しているようです。

最近では、バフェットさんが日本株推しを表明したことも話題になりましたよね。

この流れは1年~数年くらいは続く気がします。

 

前置きが長くなりましたが、現時点での投資状況を報告します。

というわけで、今回のトピックは以下の3つです。

それでは、いってみましょう!


1.資産状況、株式と現金の比率

総資産:708万(先月比で+50万)

株:332万(47%)

現金:376万(53%)

年間配当額:72754円(年利3.42%)

先月比で+50万と、今月は好調でした。

前回の記事を書いたタイミングもありますが、なにより株価上昇が資産形成を加速してくれています。

今月はほんとうに、気分良く過ごせました。(笑)

投資家としては感情の波は少ない方が良いのは間違いないのですが、

人間ですから、上昇したらやっぱり嬉しいものです。


2.保有銘柄のパフォーマンス

・バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)

248541円 +16543円(+7.13%)

・アドバンスト・マイクロ・デバイスAMD

480825円 +120084円(+33.28%)  

信越化学工業(4063)

434800円 +425円

iシェアーズ MSCI フロンティア・セレクトEM ETF(FM)

235851円 +5614円(+2.43%)

・ジュミア・テクノロジーズ(JMIA)

45926円 -26194円(-36.32%)

クラウドストライク(CRWD)

453727円 +55742円(+14.00%)

・グローバルX NASDAQ100・カバード・コールETF(QYLD)

567489円 +31541円(+5.88%)  

・マルケタ(MQ)

146190円 -187385円(-56.17%) 

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500 投資信託

1160625円 +193968円(+20.07%)

 

今月いちばん大きな変化は、VTIをすべて売却したことです。

VTIを売却して増やした現金を、数か月かけてVTに投入していく予定です。

そのため、毎月の積み立て額を増額しており、

・VT 10万円

・FM 5万円

・つみたてNISA(eMAXIS Slim 米国株式) 3.3万円

を毎月購入しています。

VTIを持っていた時は株価の変動が大きいのもあって、わりとこまめに株価を見ていましたが、VTの積み立てにしてからは、株価を気にせず、淡々と積み立てができています。

全米株式ETFのVTIに対して、VTは全世界株式ETFなので、その時々の景気や政策を気にせず、世界全体の経済成長を信じてさえいれば良いので、

小心者の私にはVTのほうが合っているのかもしれません。

VTは今後ずっと持ち続け、売ることはないと思います。

FMについては、アメリカが景気後退入りして、ドル安になって、というタイミングで新興国株のターンが来ると思っていて、それまでにある程度の金額を投入しておく為に積み立てています。

なので、FMはVTよりも短い時間軸で見ていて、おそらく10年以内には売却すると思います。

 

個別株に関して言うと、やはりAMDの伸びがすさまじいです。

しかも、3月~4月は株価は横ばい状態だったので、実感としては上昇トレンドが始まったところという感じで、まだ伸びる余地があると思います。

とはいえ、上値を追って買った結果、ほぼ天井で掴んで爆死するという過去の痛い経験から、追加投資をするのもためらっており、今は上昇していくのを眺めているという状態です。

 

現在、新たに投資を検討しているのは、信越化学工業という日本企業です。

日本株をやっている方には、おなじみの企業かと思います。

塩化ビニル製品と半導体の基板になるシリコンウェハーの世界シェアNO.1企業で、

売上、営業利益の成長率が高く、財務も鉄壁です。

今後10年以上つづくであろう、半導体のトレンドにマッチしていること、日本株のトレンドにも乗れることから、投資を検討しています。

ただし、私はAMDをすでに持っているので、セクターが被ることが懸念点です。

本当に素晴らしい企業なので、気になった方は一度調べてみてください。

 

(追記 2023.5.31)

今日のAMDの値動きを見て、一旦の天井の可能性が高いとみて、早めですが、利確しました。(約10万円の確定利益になりました。)

おそらく6月~7月で、1株100$付近までまた下がると思うので、その時にまた買い直すか検討したいと思います。

代わりに、検討していた信越化学工業(4063)を買いました。

業界NO.1 企業の株を持て!と言われますし、その点でAMDは2番手、3番手の立ち位置なので、若干もやもやしている気持ちがありました。

(それでも高い成長性に惹かれて、持っていたわけですが)

信越化学はシリコンウェハーの分野でNO.1 の企業です。

これから半導体の需要が高まるのは疑いようがないですし、PERは12.34と割安の水準にあるので、安心して持てる銘柄だと思っています。

 

3.まとめ

いかがでしたか?

4月の記事で、「Sell in May」という格言があるので、5月は注意ですよ!と書きましたが、予想に反して強い月になりました。

私のポートフォリオはテクノロジーセクターの比率が高いので、今月の上昇の恩恵をかなり受けることができました。

ただし、前回も書いたように、「相場に乗り遅れるな!更に資金投入だ!」とやると、ばっさり切り捨てられるのが相場ですし、6~8月は例年相場が弱い時期なので、

引き続き、利確すべきものは利確する、追加投資は慎重に、というスタンスでいます。

 

今回の記事は以上です。

この記事が、少しでも皆さんの参考になれば、幸いです。

なお、投資はあくまでご自身の判断のもと、自己責任で行ってください。

 

 

それでは、次の記事でお会いしましょう!

しろくま投資でした!

2023年4月3日時点での投資状況 VTI・VT・AMD・FM・JMIA・CRWD・QYLD・MQ・eMAXIS Slim米国株式

こんにちは、しろくま投資です!

皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

 

3月中旬~後半はシリコンバレー銀行(SVB)の経営破綻に端を発した金融不安により、

銀行株が弱かった一方で、金融危機を回避すべくFRBの利上げ停止が早まるのでは?という期待感で、ハイテクセクターが強い動きを見せました。

われらがAMDはなんと、過去1か月間で21.84%も上昇しました!

エヌビディア(NVDA)やインテル(INTC)も上昇トレンドを形成しており、おそらく半導体セクターの株価はすでに底打ちした可能性が高いです。

(2022年10月が底だったと考えています。)

というわけで、今回は気分良く記事を書いています。(笑)

 

前置きが長くなりましたは、いつも通り現時点での投資状況を報告します。

というわけで、今回のトピックは以下の3つです。

それでは、いってみましょう!


1.資産状況、株式と現金の比率

総資産:658万

株:344万(52%)

現金:314万(48%)

年間配当額:79750円(年利3.28%)

総資産は先月比+12万。総資産から見れば微増ですが、先月記事を書いたときは株価が絶好調の時だったので、しょうがない所かと思います。

今までの経験から言って、こういう時期こそ、めげずに、コツコツと資産を積み上げることが後で効いてきます。

2023年末の目標は変わらず、750~850万。

今のペースだと750万の達成は確実、850万いけるかは相場次第といったところ。

来年に大統領選を控えていることを考えると、2023年後半は強気相場になるはずと期待していますが、どうでしょうか・・。

 

2.保有銘柄のパフォーマンス

・バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)

948738円 +15984円(+1.71%) 

・バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)

110064円 +2531円(+2.35%)

・アドバンスト・マイクロ・デバイスAMD

273474円 +2637円(+0.97%)  

iシェアーズ MSCI フロンティア・セレクトEM ETF(FM)

139460円 -878円(-0.62%)

・ジュミア・テクノロジーズ(JMIA)

61199円 -45455円(-42.61%)

クラウドストライク(CRWD)

310041円 -8050円(-2.53%)

・グローバルX NASDAQ100・カバード・コールETF(QYLD)

478531円 -9531円(-1.95%)  

・マルケタ(MQ)

121443円 -200110円(-62.33%) 

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500 投資信託

993801円 +93810円(+10.42%)

 

3月はほとんど相場を傍観し、毎月のVTとFMの積み立てだけ行いました。

5~7月辺りは株価下落しそうな気がしているので、その辺りで資金投入できるよう、

しばらくは現金を温存しておこうと思っています。

※冒頭にも書いたとおり、年後半、特に11月~12月はアノマリー的にも強い月なので、

大統領選に向けて株高モードになるのではないかと予想してます。

一旦、強気相場になると買い時が難しくなるのはコロナバブルを経験して分かっているので、

(あくまで予想ですが)5~7月ごろ調整が入った時に、いかに拾っておけるかが勝負だと考えています。

 

3.まとめ

いかがだったでしょうか?

前回の記事で3月、4月の相場はアノマリー的にパフォーマンスが良い月なので、株価上がってくるのでは?と書きました。

今のところは、それに沿った結果になっていると感じます。

このままいけば、4月も上下動しながら、全体としては上昇傾向の月になる可能性が高いです。

一方、5月~8月辺りまでは「Sell in May」という格言が示す通り、アノマリー的に弱い月になります。そして、10月~12月は再び強い月になります。

そう考えると4月はもし相場が強くても、単に「やった~!!」と浮かれたり、「この相場に乗り遅れるな!更に資金投入だ!」と興奮するのではなく、

夏の調整局面に向けて利確すべきものは利確して、現金を確保したり、リスク管理をすべき月と捉えることができます。

そういった意識を持って、この1か月過ごしたいと思います。

 

今回の記事は、これで以上になります。

この記事が、少しでも皆さんの参考になれば、幸いです。

なお、投資はあくまでご自身の判断のもと、自己責任で行ってください。

 


それでは、次の記事でお会いしましょう!

しろくま投資でした!

2023年3月5日時点での投資状況 VTI・VT・AMD・FM・JMIA・CRWD・QYLD・MQ・eMAXIS Slim米国株式

こんにちは、しろくま投資です!

皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

 

今月はいつも通り、現時点での投資状況を報告します。

というわけで、今回のトピックは以下の3つです。

それでは、いってみましょう!


1.資産状況、株式と現金の比率

総資産:646万

株:331万(51%)

現金:315万(49%)

年間配当額:69344円(年利3.22%)

1月の相場が強かったことに加え、臨時収入が入ったため資産が回復し、過去最高を更新できました。

2023年は、12月末までに資産総額750~850万円到達を目標にしているのですが、

この調子でいけば、達成できそうです!

まだFIREできるような資産額でもないし、今後の株価がどうなるか分からないので、

本当はあまり意味のない数字です。それでも、いつかはFIREしたい私にとって、資産総額が上昇基調に戻ったのは、素直にうれしいものです。

やはり何事も、右肩上がりの成長を感じることが幸せにつながります。

もしFIREしても、自分の夢中になれること、自己成長を感じられる趣味や活動をしていきたいと考えています。

(このブログも楽しく書いているので、私にとってはそういった趣味の1つです。)

 

2.保有銘柄のパフォーマンス

・バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)

968,209円 +35,455円(+3.80%) 

・バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)

74,846円 +3,173円(+4.42%)

・アドバンスト・マイクロ・デバイスAMD

232,667円 -38,170円(-14.09%)  

iシェアーズ MSCI フロンティア・セレクトEM ETF(FM)

95707円 -1,099円(-1.13%)

・ジュミア・テクノロジーズ(JMIA)

65,263円 -41,391円(-38.80%)

クラウドストライク(CRWD)

291,211円 -26,880円(-8.45%)

・グローバルX NASDAQ100・カバード・コールETF(QYLD)

452,308円 -13,416円(-2.88%)  

・マルケタ(MQ)

134,822円 -186,731円(-58.07%) 

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500 投資信託

998,883円 +98,892円(+10.98%)

 

マルケタの決算が3/1にありました。

コンセンサス予想と比較して、売上高とEPSはクリアしましたが、

来期のガイダンスが弱かったのと、最大顧客であるSQ(ブロック)との契約更新について明言を避けたことが嫌気されて、直後に20%近く下落し、ついに1株4ドル台になってしまいました。(泣)

私のポートフォリオの含み損のほとんどは、マルケタによるものです。

いっそ損切りすれば、精神的には楽かもしれないのですが、

今後5~10年以内に収益性はかなり改善すると予想しているので、今の評価額の134,822円は最悪なくなっても良いものとして、その間の株価の動きは傍観していようかな、という気持ちで今はいます。

というか、正直に言うと、損切りするタイミングはとっくに過ぎてしまったので、

損切りは早めに!」を学ばせてもらった戒めとして、持っているような所もあります。

 

3.まとめ

いかがだったでしょうか?

2月の米国株式は、過去平均で言うと、パフォーマンスが弱い月です。

しかも、今年は1月の相場が強かったことから、その反動で物凄い下落が来るんじゃないかと、2月はびくびくしながら相場を観察していました。

結果として、2月はS&P500指数で-2.61%、ナスダック指数で-1.11%で、

思っていたほど下がりませんでした。

一方で、3月、4月はパフォーマンスが良い月として知られています。

そう考えると、少なくとも今後2か月ほどは株価は上がりやすいのかなと期待しています。

といっても、できることは限られていて、毎月の積み立てをこつこつ続けるのみ。

3月の相場がどうなるか、今から楽しみです。

時間があったら、今月末にまた記事を書こうと思います。

 

この記事が、少しでも皆さんの参考になれば、幸いです。

なお、投資はあくまでご自身の判断のもと、自己責任で行ってください。

 

それでは、次の記事でお会いしましょう!

しろくま投資でした!

2023年、どうなる米国株!?2023年1月12日時点での投資状況と今後の展望 VTI・VT・AMD・FM・JMIA・CRWD・QYLD・MQ・eMAXIS Slim米国株式

あけましておめでとうございます、しろくま投資です!

皆さん、お元気ですか?

今回は2022年の下落相場を振り返りつつ、そこから学んだことを備忘録的にまとめようと思います。

また、いつもどおり、現時点での投資状況を併せて報告します。

というわけで、今回のトピックは以下の4つです。

それでは、いってみましょう!

 

1.2022年の振り返りと下落相場で得た学び

私が投資を始めて、丸2年が経ちましたが、

グロース株メインだった私にとって、2022年は苦しい年でした。

2022年当初に+30万円だった実現益は、現在+10万円にまで減りました。

参考までに、1年前、2022年1月1日時点で保有していた個別株は以下の通りです。

(過去1年間のパフォーマンスを併記しました。)

※☆は現在も保有している銘柄。AMD、JMIA、CRWD、MQの4つ。

ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMY)

+9.87%

☆アドバンスト・マイクロ・デバイスAMD

-49.71%

・オクタ(OKTA)

-68.80%

☆ジュミア・テクノロジーズ(JMIA)

-63.71%

クラウドストライク(CRWD)

-50.54%

・データドッグ(DDOG)

-53.55%

・エアビーアンドビー(ABNB)

-43.99%

ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)

+2.12%

☆マルケタ(MQ)

-57.41%

エクソンモービル(XOM)

+56.09%

こうして眺めると、損切りしていなかったら、今頃もっと壊滅的なポートフォリオになっていたことが分かり、ぞっとしますね。

XOMはかなり上昇したので、+15%位で売却してしまったのは悔やまれます。

ロシアによるウクライナ侵攻がこれほど長引くとは思いませんでしたし、アメリカのインフレも一時的なものと思っていたので、誤算でした。

ただ、それは結果論なので、しょうがないかなと割り切っています。

この1年間で、実現益は減りました。含み損もまだ抱えています。

しかし、投資を始めてたった2年間で、金融緩和による上昇相場と、金融引き締めによる下落相場の両方を経験できたことは、今後の投資人生を考えると、非常に良い経験ができたと思っています。

 

今回の学びをまとめると、以下の通りです。

金利をよく観察すること

長期金利と株価はシーソーの関係にあることを、身をもって実感した。

FRBに逆らうな!景気循環に逆らうな!

金融緩和が終了し、引き締めに向かうことが分かった時点で、現金比率を増やしたり、グロース株からディフェンシブな銘柄に切り替える等していれば、もっと下落を抑えることができた。

損切りは早めに、機械的

早めに損切りすることで、塩漬け株をつくらないことは重要。

買った時点で逆指値を設定して、自動的に損切りされるようにするのも有効。

④個別株も一括投資はだめ、買いを焦らず時間をかけて資金投入すべし

買った途端に、株価が下がりだすのは意外とよくあるので、時間分散すべし。

例えば、50万円分保有したいなら、ひと月に10万円ずつ、5か月かけて買う。

⑤株価の底は誰にもわからない

一度下がり始めた銘柄は驚くほど、下がり続ける。

もう底かな?買い場かな?と思っても、大抵まだ底じゃない。

底は、次に上昇し始めてからやっと分かるもの。

⑥上値を追って買わない

こういった順張り投資が成り立つのは、金融緩和の時だけ。

「いま買わないと、株価の上昇に乗り遅れる!」と焦って買ったポジションは、

かなり危険で、多くの場合、そこが天井付近。

もし買うなら、上昇トレンドが継続するか注視して、トレンドが崩れた時点ですぐ売却すること。

⑦下落相場こそ、積み立て投資が有効

今回の下落中、唯一プラスを保ったのはつみたてNISAの投資信託だった。

定期的に、定額を積み立て続けることで、株価変動だけでなく、為替変動のリスクもヘッジできることを実感した。

 

2.資産状況、株式と現金の比率

総資産:592万

株:277万(47%)

現金:315万(53%)

年間配当額:63605円(年利3.47%)

今年に入ってから、株価が若干反発したおかげで、総資産が微増。

ざっくりですが、2023年末時点で、株式:現金=6:4になるよう、積み立て投資をしていく予定です。

また、毎月の積み立ては以下のように設定しています。

今まで通りアメリカをメインにしつつも、投資する国を少し分散させました。

・つみたてNISA(eMAXIS Slim 米国株式)3.3万円

・VTI(全米ETF) 1株(3万円くらい)

・VT(全世界ETF) 3株(4万円くらい)

・FM(フロンティアマーケットETF) 8株(3万円くらい)

合計 13.3万円/月

あくまで暫定です。

1月の株式市場のパフォーマンスがその年のパフォーマンスを占うというアノマリーがあるので、今月の結果を見て、変える可能性があります。

3.保有銘柄のパフォーマンス

・バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)

888173円 -18756円(-2.06%) 

☆バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)

35568円 +359円(+1.01%)

・アドバンスト・マイクロ・デバイスAMD

182014円 -77232円(-29.79%)  

iシェアーズ MSCI フロンティア・セレクトEM ETF(FM)

10393円 -218円(-2.05%)

・ジュミア・テクノロジーズ(JMIA)

51328円 -34658円(-40.30%)

クラウドストライク(CRWD)

178957円 -92220円(-34.0%)

・グローバルX NASDAQ100・カバード・コールETF(QYLD)

388540円 -32564円(-7.73%)  

・マルケタ(MQ)

141689円 -148101円(-51.10%) 

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500 投資信託

885652円 +52327円(+6.27%)

☆は新たにポートフォリオに加えた銘柄です。

今月はVT(全世界ETF)が加わりました。大体6割がアメリカ、残りが中国、日本、欧州などを含むETFです。

2023年はアメリカの経済成長率が低くなることが予想されているので、米国オンリーのVTIよりはリスク分散できると考え、積み立てに加えました。

今後の値動きを確認しつつ、良さそうなら、VTIとVT両方積み立てを継続する予定です。

 

4.まとめ

いかがだったでしょうか?

2021年末~2022年は、米国株投資家にとって苦しい年になりました。

とはいえ、円安も進んだので、今のところ株価の下落が多少相殺されています。

しかし、今後は円高に戻っていくと言われています。

(2023年中に1ドル115円まで戻るという意見もあります。)

そのため、円高&株安のダブルパンチで、保有している米国株・米国ETFの円換算での資産額が激減するというシナリオも想定しておく必要があります。

また、インフレ鎮静化を最優先している今のFRBにとって、株高は好ましくないので、インフレが落ち着くまで、FRBは投資家の敵(利下げせず、金利を高止まりさせる)と思っておいた方が良いでしょう。

1章に書いたとおり、”FRBに逆らうな!”ということで、今年の最大の焦点はインフレが鎮静化するかどうかだと思います。

インフレが収まれば、FRBも政策を転換(利上げ停止、利下げ)することができるからです。

ちょうど、本日22:30からCPI(消費者物価指数)の発表があります。

結果次第では、市場が大きく反応することでしょう。要注目です!

 

この記事が、少しでも皆さんの参考になれば、幸いです。

なお、投資はあくまでご自身の判断のもと、自己責任で行ってください。

 

それでは、次の記事でお会いしましょう!

しろくま投資でした!