しろくま投資のブログ

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AIバブルの始まりか?2023年5月30日時点での投資状況 VT・AMD・FM・JMIA・CRWD・QYLD・MQ・eMAXIS Slim米国株式

皆さん、お元気ですか?

お久しぶりです、しろくま投資です!

 

前回4月3日に書いた記事で、去年10月に底をつけて、半導体セクターが上昇トレンドを形成中と書きましたが、5月は株価上昇がさらに加速する月となりました。

中でも、AIに関連する半導体企業が買われていた印象で、

例えば、NVDA(エヌビディア)は過去1か月で+40.35%の上昇。

私が持っているAMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)の株価も、

過去1か月で+42.14%上昇しました。

特にNVDAの決算後は急激に上昇していました。

(来期の業績見通しが明るいことを受けて、期待感で買われたようです。)

5月は一旦調整かなと予想していたので、これはうれしい誤算でした。

 

個人的な印象ですが、昨年は多くの銘柄が低迷する中で、

エネルギーセクターは上昇トレンドが1年近く続きましたが(最近は横ばいな感じ)、

そういう流れが今は半導体セクターにきていると感じていて、

(これが景気循環、セクターローテーションというものかもしれません。)

そう考えると、昨年末から続くこのトレンドも、まだしばらくは続く気がしています。

急に株価が上がると売りたくなりますが、我慢して持ち続けようと思います。

 

また、日経平均株価バブル崩壊後の高値を上回ったというニュースもありましたね。

私は米国株メインなので、日本株はあまり分からないのですが、

アメリカは今後景気後退入りが予想される一方で、日本企業の決算は好調であること、日本だけ金融緩和が継続していること等の理由で、海外から日本株に資金が流入しているようです。

最近では、バフェットさんが日本株推しを表明したことも話題になりましたよね。

この流れは1年~数年くらいは続く気がします。

 

前置きが長くなりましたが、現時点での投資状況を報告します。

というわけで、今回のトピックは以下の3つです。

それでは、いってみましょう!


1.資産状況、株式と現金の比率

総資産:708万(先月比で+50万)

株:332万(47%)

現金:376万(53%)

年間配当額:72754円(年利3.42%)

先月比で+50万と、今月は好調でした。

前回の記事を書いたタイミングもありますが、なにより株価上昇が資産形成を加速してくれています。

今月はほんとうに、気分良く過ごせました。(笑)

投資家としては感情の波は少ない方が良いのは間違いないのですが、

人間ですから、上昇したらやっぱり嬉しいものです。


2.保有銘柄のパフォーマンス

・バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)

248541円 +16543円(+7.13%)

・アドバンスト・マイクロ・デバイスAMD

480825円 +120084円(+33.28%)  

信越化学工業(4063)

434800円 +425円

iシェアーズ MSCI フロンティア・セレクトEM ETF(FM)

235851円 +5614円(+2.43%)

・ジュミア・テクノロジーズ(JMIA)

45926円 -26194円(-36.32%)

クラウドストライク(CRWD)

453727円 +55742円(+14.00%)

・グローバルX NASDAQ100・カバード・コールETF(QYLD)

567489円 +31541円(+5.88%)  

・マルケタ(MQ)

146190円 -187385円(-56.17%) 

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500 投資信託

1160625円 +193968円(+20.07%)

 

今月いちばん大きな変化は、VTIをすべて売却したことです。

VTIを売却して増やした現金を、数か月かけてVTに投入していく予定です。

そのため、毎月の積み立て額を増額しており、

・VT 10万円

・FM 5万円

・つみたてNISA(eMAXIS Slim 米国株式) 3.3万円

を毎月購入しています。

VTIを持っていた時は株価の変動が大きいのもあって、わりとこまめに株価を見ていましたが、VTの積み立てにしてからは、株価を気にせず、淡々と積み立てができています。

全米株式ETFのVTIに対して、VTは全世界株式ETFなので、その時々の景気や政策を気にせず、世界全体の経済成長を信じてさえいれば良いので、

小心者の私にはVTのほうが合っているのかもしれません。

VTは今後ずっと持ち続け、売ることはないと思います。

FMについては、アメリカが景気後退入りして、ドル安になって、というタイミングで新興国株のターンが来ると思っていて、それまでにある程度の金額を投入しておく為に積み立てています。

なので、FMはVTよりも短い時間軸で見ていて、おそらく10年以内には売却すると思います。

 

個別株に関して言うと、やはりAMDの伸びがすさまじいです。

しかも、3月~4月は株価は横ばい状態だったので、実感としては上昇トレンドが始まったところという感じで、まだ伸びる余地があると思います。

とはいえ、上値を追って買った結果、ほぼ天井で掴んで爆死するという過去の痛い経験から、追加投資をするのもためらっており、今は上昇していくのを眺めているという状態です。

 

現在、新たに投資を検討しているのは、信越化学工業という日本企業です。

日本株をやっている方には、おなじみの企業かと思います。

塩化ビニル製品と半導体の基板になるシリコンウェハーの世界シェアNO.1企業で、

売上、営業利益の成長率が高く、財務も鉄壁です。

今後10年以上つづくであろう、半導体のトレンドにマッチしていること、日本株のトレンドにも乗れることから、投資を検討しています。

ただし、私はAMDをすでに持っているので、セクターが被ることが懸念点です。

本当に素晴らしい企業なので、気になった方は一度調べてみてください。

 

(追記 2023.5.31)

今日のAMDの値動きを見て、一旦の天井の可能性が高いとみて、早めですが、利確しました。(約10万円の確定利益になりました。)

おそらく6月~7月で、1株100$付近までまた下がると思うので、その時にまた買い直すか検討したいと思います。

代わりに、検討していた信越化学工業(4063)を買いました。

業界NO.1 企業の株を持て!と言われますし、その点でAMDは2番手、3番手の立ち位置なので、若干もやもやしている気持ちがありました。

(それでも高い成長性に惹かれて、持っていたわけですが)

信越化学はシリコンウェハーの分野でNO.1 の企業です。

これから半導体の需要が高まるのは疑いようがないですし、PERは12.34と割安の水準にあるので、安心して持てる銘柄だと思っています。

 

3.まとめ

いかがでしたか?

4月の記事で、「Sell in May」という格言があるので、5月は注意ですよ!と書きましたが、予想に反して強い月になりました。

私のポートフォリオはテクノロジーセクターの比率が高いので、今月の上昇の恩恵をかなり受けることができました。

ただし、前回も書いたように、「相場に乗り遅れるな!更に資金投入だ!」とやると、ばっさり切り捨てられるのが相場ですし、6~8月は例年相場が弱い時期なので、

引き続き、利確すべきものは利確する、追加投資は慎重に、というスタンスでいます。

 

今回の記事は以上です。

この記事が、少しでも皆さんの参考になれば、幸いです。

なお、投資はあくまでご自身の判断のもと、自己責任で行ってください。

 

 

それでは、次の記事でお会いしましょう!

しろくま投資でした!