しろくま投資のブログ

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下落に負けるな!今こそVTIコアサテライト戦略

こんにちは!しろくま投資です。

今回は、私がVTIを購入した理由、今後ポートフォリオのコアにしようとしている狙いについてまとめたいと思います。

というわけで、今回のトピックは2つです。

では、いってみましょう!

 

1.VTIを購入した理由

前の記事で書いたように、今回新たにVTIを購入&毎月積み立て設定をしました。

今後はVTIとQQQ、HDVを合わせてポートフォリオの60~70%を占めるようにし、残りの30~40%で個別株を買うという、いわゆるコアサテライト戦略でいこうと考えています。

これは2022年の下落を受けて、自分のリスク許容度を見直した結果です。

投資を初めて約1年間、コロナショック後の金融緩和&上昇相場しか経験していなかった私ですが、2022年は年明けからS&P500、ダウなどの指数が下落する調整局面を迎えて、かなり含み損も増えています。

これは、ポートフォリオの大半をハイグロース株と言われる、高PER銘柄で占めていたため、テーパリングや長期金利上昇など、市場環境の変化をもろに受けてしまった為だと考えています。

ここから学んだことが大きく2つあります。

①リスク許容度に合わせたポートフォリオを組むこと、特に個別株は全体に占める割合を意識して、あらかじめ決めた割合以上は持たないことを徹底する

これができれば、例えばMQで今のような含み損を抱える事態にはならなかった。

②成長株といえども、なるべく安値で買う

今までは順張りしか考えておらず、成長株は上昇トレンドのときだけ買ってきました。それはそれで王道のやり方なんですが、今年のように、業績とは無関係に市場環境の悪化で下落しているときに仕込めれば、その後の下落リスクを限定できます。

ここで重要なのが、①のルールを忘れないこと。つまり安いからと言って、むやみやたらに買いあさることはしない。

例えば、いまMQは高値から3分の1の株価に下落していますが、すでにポートフォリオの10%を超えているので、これ以上は買わないです。

まとめると、今回の投資スタイルの見直しは、リスクを取って大勝ちを目指すスタイルから、リスクを管理して負けないように勝負するスタイルへの変更と言えます。

 

この変更に至る過程で、ある気づきがありました。

それは、投資の結果(ここでは%ではなく、金額ベースでの利益)を決める一番の要因は、入金力(その銘柄にいくら投入できるか)ではないかということです。

例えば、

・MQを10万買った。何度か大きな下落に耐えて、ビクビクしながらも持ち続けた結果、数年で2倍になった!

⇒10万の利益

・VTIを100万買って、当然下落はあるが、リーマンショック等も乗り越えてきたETFなので、別に気にならない。そのまま放置してたら、10%上がった。

⇒10万の利益

例えが適切か分かりませんが、こういったことを考えました。

安心して大金を投入できる銘柄か?が重要ということですね。

個別株でどんなに含み損を抱えても気にならない人、あるいは1つの銘柄に何百万と投入できる資金力のある人なら話は別ですが、私はそうではないです。

(例えば、投資資金が5000万ある人が1つの銘柄を50万買っても割合は1%ですが、私の場合は200万くらいしかないので、50万買うと25%になり、いきなりポートフォリオのメインになってしまう。)

資金力もないですし、やはり含み損は、メンタルにきます。

つまり、心理的な部分を無視して投資はできないということですね。

当たり前のことかもしれませんが、1年投資をして気づくことができました。

VTIは2001年設立の比較的歴史のあるETFですし、設立来リターンは年率6%ほど、直近5年のトータルリターンは年率15.7%と抜群の安定感があります。

そこで、VTIをポートフォリオのコアにして、残りの30~40%でハイグロース株(例えばAMDやCRWD、MQ)や短期~中期で利益を狙うバリュー株(例えば、DAL)を運用する、いわゆるコアサテライト戦略を取ることにしました。

狙いとしては、VTIをコアにしてリスクを抑えつつ、良い決算の個別株を成長性を期待して持つ。全体として、指数を上回るリターンを目指すという形です。

(VTIは年率5~7%を期待、個別株は数年~10年ほどで2~10倍を期待。)

全部VTIでも良いのかもしれないですが、個別株への投資自体は好きですし、銘柄を分析するのも好きなので、今のところはこの形にしました。

もしかしたら、数年後にはVTIしか勝たん!とか言って、厚切りジェイソンさんみたいに、VTI100%のポートフォリオになっているかもしれないですが・・・。(笑)

2.まとめ

いかがだったでしょうか?

2022年、年明けから続く調整を受けて、大幅な投資スタイルの見直しを迫られた結果、私はコアサテライト戦略にたどり着きました。

全体のリスクを落として、大きく負けないようにすることで、次のチャンスを虎視眈々と狙うことができるこの戦略は、私の性格に合っていると感じています。

初心者でまだ投資スタイルが固まっていないので、このスタイルもどこまで続くか分かりませんが、そこも一緒に楽しんでいただければと思います。

皆さんの参考に少しでもなれば、幸いです。

 

それでは、また次の記事でお会いしましょう!

しろくま投資でした!

 

2022年2月12日時点の投資状況 VTI・AMD・DAL・HDV・JMIA・CRWD・MQ・QQQ・eMAXIS Slim米国株式

お久しぶりです!しろくま投資です。

1か月ぶりの更新です。

現在の投資状況について報告させていただきます。

この1か月の間に、米国長期金利は更に上昇し、とうとう2%を超えました。

2月に入ってからは、市場全体が少し復活している印象がありますが、まだ底は打っていないと思います。

今後2~3か月で再度急落する場面が来ることを想定しています。

一方、インフレにより売り上げ増加が期待できる石油株は、かなり強く上昇。

例として、エネルギーセクターのETFであるVDEの株価は、年初から20%近く上がっています。

私も、石油銘柄として有名なXOM(エクソンモービル)を持っていたのですが、相場環境の悪さにビビって、少し上昇したところで売却してしまいました。

参考までにお話しすると、昨年の10月末に平均取得単価63$で買っていたのを、今年の1月末に73$で売却。

売却益が数万円は出たので良いんですが、XOMは一時80$超えましたから、降りるのが早すぎたかもしれません。

まあ、「頭と尻尾はくれてやれ」という格言もありますしね。

なぜこの話をしたかというと、正直2022年に関しては、儲けたい!というよりは、負けたくない!損をしたくない!という気持ちが勝っています。

なので、どうしても早降りしてしまう、少しのプラスで利確しがち、というのが2022年ここまでの私の現状です。

前置きが長くなりましたが、今回のトピックは以下の3つです。

1.資産総額と現金・株の比率

資産総額:546万(先月比+11万

評価損益:-16万7800円(先月比-14万1000円)

現金:355万(65%)

株:191万(35%)

見て分かる通り、含み損が拡大しています。

1月に損切りして含み損を減らしたにもかかわらず、この数字ですからね、頭が痛いです。

特にマルケタ(MQ)は-23万(-54%)という含み損を叩き出してくれています。

いや、笑えないです、まじで・・・。

 

2.銘柄ごとの保有額と評価損益

☆バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)

79056円 +840円(+1.07%)

・アドバンスト・マイクロ・デバイスAMD

145780円 -32071円(-18.03%)

デルタ航空(DAL)

178095円 +15518円(+9.54%)

iシェアーズ コア米国高配当株ETFHDV

274750円 +910円(+0.33%)

・ジュミア・テクノロジーズ(JMIA)

8938円 -22191円(-71.28%)

クラウドストライク(CRWD)

152440円 -6437円(-4.05%)

・マルケタ(MQ)

191773円 -230220円(-54.55%)

・インベスコQQQ信託シリーズ1(QQQ)

249273円 +19005円(+8.25%)

eMAXIS Slim 米国株式(投資信託

622401円 +85739円(+15.98%)

 

売却した銘柄

ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMY)

ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)

エクソンモービル(XOM)

BMYとXOMに関しては、十分利益をとれたと判断しての売却。

どちらもPERが低い時に買って、15~20%くらい株価が上がったら売却する予定だったので、これは予定通り。

JNJについては、HDVの組み入れ上位銘柄なので、①銘柄的にかぶってしまう、②市場環境が良くないので、現金を増やしておきたかったという主に2つの理由で売却しました。

新たに購入した銘柄

・バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)

デルタ航空(DAL)

VTIは米国株式市場の3800以上の銘柄に分散されており、米国市場のほとんどをカバーしているETFです。いわば、アメリカ経済の成長に賭けるETFと言えます。

ちなみに、VTIに関しては毎月積み立ての設定をしており、継続的に株数を増やして、今後ポートフォリオのメインに据えようと考えています。

DALは投資を始めた頃に一度買って、初めて投資で利益を上げた銘柄です。

あれから1年経って、コロナショックの底からは回復してますが、オミクロン株の流行の影響もあり、コロナ前の水準には未だに戻ってません。

コロナは遅かれ早かれ終息することは自明ですし、財務的に安定しているDALなので、これは買いと判断しました。

3.まとめ

いかがだったでしょうか?

1月~2月にかけて、かなり銘柄を入れ替えました。

特に大きな変更は、VTIを購入&積み立て設定したことです。

これに関しては、私の今後の投資スタイルに大きく関わる部分で、詳しく書くと長くなってしまうので、次の記事にまとめます。

ぜひ、そちらも読んでいただけたら、ありがたいです。

それでは、また次の記事でお会いしましょう!

しろくま投資でした!

 

 

【緊急記事】グロース株は死んだ!?2022年1月13日時点の投資状況 BMY・AMD・HDV・JMIA・CRWD・JNJ・MQ・QQQ・XOM・eMAXIS Slim米国株式

こんにちは、しろくま投資です!

年明けから、グロース株が弱く、バリュー株が強い流れが続いています。

長期金利はここ10日ほどで急上昇し、現在1.75%。

これを受けて、特に、EPSが低いハイグロース株(売上高成長はしているが、その分を事業拡大や設備投資に回しており、利益が残せていない状態の企業。言い換えれば、PERが高い、割高な企業)がボッコボコにやられる状況が続いています。

例えば、2021年末~今年1月12日にかけて、ナスダック指数は8%近く下落しています。

(ナスダックはベンチャー企業やハイテク企業が多く上場している株式市場)

ずっとこの状況が続くとは思いませんが、今年はテーパリングと利上げを控えているので、グロース株にとって環境が悪いのは間違いないかと思います。

こういった状況を踏まえて、私のポートフォリオもここ1週間で変化があったので、今回緊急で記事にしました。

というわけで、今回のトピックは以下の3つです。

それでは、いってみましょう!

1.銘柄ごとの保有額と評価損益

ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMY)

267351円 +19428円(+7.83%)

・アドバンスト・マイクロ・デバイスAMD

157499円 -20352円(-11.44%)

iシェアーズ コア米国高配当株ETFHDV

272812円 -1028円(-0.37%)

・ジュミア・テクノロジーズ(JMIA)

9633円 -21496円(-69.05%)

クラウドストライク(CRWD)

86142円 -11331円(-11.62%)

ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)

194528円 +6175円(+3.27%)

・マルケタ(MQ)

260532円 -161461円(-38.26%)

・インベスコQQQ信託シリーズ1(QQQ)

266272円 +36004円(+15.63%)

エクソンモービル(XOM)

203762円 +22733円(+12.55%)

eMAXIS Slim 米国株式(投資信託

580867円 +97538円(+20.18%)

 

2.入れ替えた銘柄とその理由

売り

・オクタ(OKTA)

・データドッグ(DDOG)

・エアビーアンドビー(ABNB)

年明けからの市場の反応を見て、今年は割高なグロース株にはやはり市場環境が悪いと判断して、この3銘柄を処分しました。

それぞれ企業としての成長には、全く疑いは持ってないのですが、底の見えないような下落の仕方をしており、自分のリスク許容度を超えていると感じました。そこで、リスクを抑えるため、ポートフォリオを整理した次第です。

なぜ、マルケタを売っていないかといえば、買いすぎてポートフォリオに占める割合がかなり大きく、もはや損切りできない額になってしまっているからです。

この失敗から、ポートフォリオに占める個別株の割合は、ルールを決めて厳格に守る必要があると感じました。

また、今までグロース株は順張り、新高値は買いなどの格言に基づき投資してきましたが、そこに少し疑問を持ちました。

グロース株であっても、なるべく割安なタイミングで買うことで、下落リスクを抑えることができ、ひいては握力(下落しても保有し続ける力)を強めることにつながるかもしれません。

もちろん、業績の良い、成長性の高い企業に限った話ですが。

買い

iシェアーズ コア米国高配当株ETFHDV

ご存じの方も多いETFかもしれません。

高配当ETFとして知られる、HDVを購入しました。

(参考までに、現在の配当利回りは3.41%です。)

セクター比率を見てみると、日用品セクター、エネルギーセクター、ヘルスケアセクターなど景気に左右されにくいセクターで約50%が構成されており、値上がり益を狙うというよりは、ポートフォリオ全体の値動きを安定させる目的で加えました。

今のところ、-0.37%と期待通りの値動きになっています。

以前から狙っていたETFなので、市場全体が暴落するような場面が来たら、さらに買い増していきたいです。

 

3.今の心境、今後の狙い

ここまで、直近10日ほどでのポートフォリオの変化について書いてきました。

業績を重視したグロース株投資を1年ほど続けてきたのですが、いざ金利上昇による下落を食らってみると、思っていたよりも動揺するものだなというのが率直な感想です。

グロース3銘柄の売りについて、ポートフォリオの整理と書きましたが、客観的に見れば狼狽売りかもしれません。

損切りは基本しない方針で投資をしてきたので、初めて損切り(狼狽売り?笑)し、ひとつ勉強になりました。

今後の狙いとしては、

①私の守備範囲の中だと、エネルギーセクターとヘルスケアセクターに資金が流れ込んでいると感じるので、その辺りのバリュー株を買い増しor追加して、値上がり益を狙う。

ポートフォリオに占める割合に注意しながら、グロース株を安いところで拾っていく

(2023年以降の値上がりを期待して、長期目線での買い)

この2つを基本方針としたいと思います。

4.まとめ

いかがだったでしょうか?

「株の王道は長期投資だ」、「グロース株は業績が良い限りは保有」などと考えてきましたが、いざ急落局面が来たら、人間弱いものですね。

初めて狼狽売りをするという、記事にするのも恥ずかしい経験でしたが、今回のことは投資スタイルを見つめ直す、良い機会になりました。

自分のリスク許容度を見極めながら、とにかく退場はしないよう、投資を続けていきます。

皆さんも一緒に頑張っていきましょう。

それでは、また次の記事でお会いしましょう!

しろくま投資でした!

 

 

 

 

 

2022年どうなる米国株!? 1月1日時点での投資状況 BMY・AMD・OKTA・JMIA・CRWD・DDOG・ABNB・JNJ・MQ・QQQ・XOM・eMAXIS Slim米国株式

あけましておめでとうございます、しろくま投資です!

私が投資を始めてから、丸1年が経ちました。

その間、確定した損益は差し引きで+30万を超えました。

投資を始めたおかげで、ひと月分、収入が増えたと言っていいでしょう。

こんなこと、投資を始める前には考えられなかったことです。

また、個別株をやるために、四半期ごとの決算を確認したり、新たな銘柄をPFに加える際はビジネスモデルや財務健全性を確認する作業を1年通して行ってきました。

ど素人ながら、この1年で投資スキルが徐々に身に付いてきた実感があります。

もちろん、2022年も投資を続けていきますし、その時々の投資判断や投資スタイルについて書くので、投資に興味のある方、投資を始めたばかりの方に、このブログを読んでいただけたら有難いです。

もし気に入ってただけたら、コメント頂けると凄く励みになります。

皆さん、一緒に資産を増やしていきましょう!

ということで、今日のトピックは以下の3つです。

それではいってみましょう!

 

1.資産総額と株、現金の比率

資産総額:535万(先月比+32万

評価損益:-26800円(先月比:-119000円)

・現金:271万 51%

・株式:264万 49%

先月はテーパリング開始などの影響で株価が下落しましたが、12月は更に下落が進み、評価損益がとうとうマイナスになってしまいました。

現在、大きくマイナスになっているのがマルケタ(MQ)

一方、大きくプラスになっているのがeMAXIS Slim米国株式です。

やはりテーパリングによって、バリュエーションの高い小型ハイテク株、特にIPOしたばかりでまだ利益を出していないマルケタはいちばん影響を受けてしまいました。

2.銘柄ごとの保有額と評価損益

ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMY)

258331円 +10408円(+4.19%)

・アドバンスト・マイクロ・デバイスAMD

165614円 -12237円(-6.88%)

・オクタ(OKTA)

180598円 +7523円(+4.34%)

・ジュミア・テクノロジーズ(JMIA)

10496円 -20633円(-66.28%)

クラウドストライク(CRWD)

212082円 -12358円(-5.50%)

・データドッグ(DDOG)

163989円 ‐8935円(-5.16%)

・エアビーアンドビー(ABNB)

191613円 -17031円(-8.16%)

ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)

196884円 +8531円(+4.52%)

・マルケタ(MQ)

296414円 -125579円(-29.75%)

・インベスコQQQ信託シリーズ1(QQQ)

228942円 +42640円(+22.88%)

エクソンモービル(XOM)

176058円 -4971円(-2.74%)

eMAXIS Slim 米国株式(投資信託

555856円 +105860円(+23.52%)

 

先月売却したのがアルファベット(GOOG)です。

売った理由は1株で30万近くするので、PFに占める割合が大きくなり、管理しにくかったことです。+10%ほどになってたので売りやすかったのもあります。

投資総額がもう少し大きくなって、アルファベットを買ってもPFの10%以下にできるようになったら、タイミングを見て買い直そうと思っています。

 

3.まとめ

いかがだったでしょうか?

12月は下落が続き、個別株投資家にとっては厳しい月になりました。

Twitterを見ていると、株価の下げに耐え切れず「全売りしました、一旦退場します。」、「もう個別株はやりません。」、「インデックス投資しか勝たん。」など悲観的な声が相次ぎました。

もしかしたら、本当にインデックス投資が一番なのかもしれません。

しかし、私は20年かけて資産を2倍にしたいわけではありません。

10~20年で資産を10倍以上にしたいと思って投資をしているので、その手段としては個別株投資しかないわけです。

その辺りはそれぞれ目標に応じてやり方は全く変わってくるかと思います。

個人的には、この状況で投資のチャンスを見いだせる人、あるいは冷静にリスクを抑えて次のチャンスをじっと待てる人が勝てる人だと思いますし、自分自身もそうありたいと思ってます。

実際のところ、下がり続けているときに買い向かうのは心理的にも、資金の余力的にも難しいところがあるので、売りも買いもせず、ひたすら放置という戦略を取っています。

これが吉と出るか、凶と出るか・・・。皆さん楽しみにしていてください。

それでは、次の記事でお会いしましょう!

しろくま投資でした!

 

 

 

グロース株下落!!2021年11月末の投資状況 BMY・AMD・GOOG・OKTA・JMIA・CRWD・DDOG・ABNB・JNJ・MQ・QQQ・XOM・eMAXIS Slim米国株式

こんにちは、しろくま投資です!

今月も、現在の投資状況について報告しようと思います。

今日のトピックは以下の3つです。

それではいってみましょう!

 

1.資産総額と株、現金の比率

資産総額:503万(先月比+19万

評価損益:+92225円(先月比:-156976円)

・現金:227万 45%

・株式:276万 55%

先月は9~10月中旬にかけての下落からやっと回復したのですが、ここにきてまた下落してしまいました。

長期金利上昇やテーパリング開始を受けて、グロース株が大きく下げる流れになっています。私のポートフォリオは半分以上を成長株が占めているので、影響はそれなりに大きいです。

しかし、ここはむしろ買い場と捉えています。下がり続けているときに買うのは、リスクが大きいので(往々にしてさらに下がる)、底を打って再度株価が戻り始めたタイミングを狙って、買い増しすることを考えています。

2.銘柄ごとの保有額と評価損益

ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMY)

183484円 ‐7756円(‐4.05%)

☆アドバンスト・マイクロ・デバイスAMD

182022円 +4171円(+2.34%)

・アルファベット クラスC(GOOG)

338477円 +34011円(+11.17%)

・オクタ(OKTA)

151971円 +4293円(+2.90%)

・ジュミア・テクノロジーズ(JMIA)

12310円 ‐18819円(‐60.45%)

クラウドストライク(CRWD)

186335円 +8647円(+4.86%)

☆データドッグ(DDOG)

145615円 ‐8142円(‐5.29%)

☆エアビーアンドビー(ABNB)

145252円 ‐8921円(‐5.78%)

ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)

184836円 ‐3533円(‐1.87%)

・マルケタ(MQ)

311279円 ‐50032円(‐13.84%)

・インベスコQQQ信託シリーズ1(QQQ)

229964円 +43662円(+23.43%)

エクソンモービル(XOM)

183044円 +2015円(+1.11%)

eMAXIS Slim 米国株式(投資信託

509018円 +92355円(+22.17%)

 

今月はマルケタ(MQ)の下落がすさまじいです・・・。

先月比で-約40%(‐12万ほど)ですから、影響大です。とはいえ、MQの業績が悪くなったわけはなく、単に市場環境によって株価が上下しているだけなので、がっちりホールドし続けています。

☆は新たにポートフォリオに追加した銘柄です。

今月はAMD、DDOG、ABNBが加わりました。

AMDは以前保有したことのある半導体セクターの銘柄です。ここ数か月のナスダックは半導体セクターが支えてると言っても良いほど成長性の高いセクターなので、半導体セクターから1つ加えたいと思っていまして、候補として挙がったのがエヌビディア(NVDA)とAMDでした。

どちらも決算は良く、成長性も半端じゃない会社ですが、比較したときにAMDのほうがそこまで割高ではない水準(エヌビディアのPSR33.5に対して、AMDは12.88)で、上昇余地を残していると感じたので、AMDを選びました。

DDOGはIPOして間もない銘柄ですが、直近の決算の数字がめちゃくちゃ良かったのと、ズンズンズンと上げてきているチャートに惚れて加えました。

ABNBは民泊サイトを運営している会社です。私は、メルクやファイザーが開発した新型コロナ治療薬によってコロナ渦はいずれ終息すると確信しています。となると、次に来るのは旅行ブームではないでしょうか。ここは、その恩恵を確実に受ける銘柄と考えてポートフォリオに加えました。

まとめると、AMDはセクター自体の成長性、DDOGはチャートの強さ、ABNBはコロナ明けからの売り上げの伸びに期待して買っています。逆に、この前提が崩れてしまった場合は手放すというルールを守って見守りたいと思います。

 

3.まとめ

いかかだったでしょうか?

今月は思わぬ下落をくらってしまい、個人的には悲しい結果でした。

ただ年末にかけて市場は強いという予想は変えていません。

基本的には握力強く保有し、買った時の前提が崩れたら売るというルールを守って、冷静に市場の動きを見守っていければと考えています。

では、また次の記事でお会いしましょう!

しろくま投資でした!

2021年10月末の投資状況 BMY・GOOG・OKTA・JMIA・CRWD・JNJ・MQ・MRK・QQQ・XOM・eMAXIS Slim米国株式

こんにちは、しろくま投資です!

久しぶりに、現在の投資状況について報告しようと思います。

今日のトピックは以下の3つです。

それではいってみましょう!

 

1.資産総額と株、現金の比率

資産総額:484万(先月比+44万

評価損益:+249201円

・現金:237万 49%

・株式:247万 51%

先月と比べると、株の比率が10%ほど増えて、株と現金を大体半々で持っている状態です。これは9~10月にかけての下落はひと段落したと判断した後で、狙っていた銘柄を買い増したためです。

米国株のシーズナリーサイクル的には、年末にかけて市場全体が上がっていくことが多いので、更に株の割合を増やして4:6あるいは3:7にしたいと思ってます。

2.銘柄ごとの保有額と評価損益

ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMY)

185429円 ‐12276円(‐6.20%)

☆アルファベット クラスC(GOOG)

317642円 +13176円(+4.32%)

・オクタ(OKTA)

174460円 +26782円(+18.13%)

・ジュミア・テクノロジーズ(JMIA)

16628円 -14501円(-46.58%)

クラウドストライク(CRWD)

195863円 +56885円(+40.93%)

ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)

188474円 +121円(+0.06%)

・マルケタ(MQ)

346758円 +68137円(+24.45%)

☆メルク(MRK)

187052円 +2308円(+1.24%)

・インベスコQQQ信託シリーズ1(QQQ)

215548円 +29246円(+15.69%)

エクソンモービル(XOM)

187166円 +6137円(+3.39%)

eMAXIS Slim 米国株式(投資信託

456163円 +72833円(+19.00%)

☆は今月新たにポートフォリオに加えた銘柄です。

今月はメルク(MRK)とエクソンモービル(XOM)が加わりました。

どちらも過去に一度手放した銘柄です。今になって買い直したのは理由があります。

まずメルクを買い直したのは、ずばり新型コロナウイルス感染症に対する飲み薬の開発に成功し、アメリカでは臨床試験の最終段階、日本でも緊急承認する流れだというニュースを見たのが理由です。

軽症患者が服用することで、入院率を50%以下に減らす効果が確認されているようです。この薬がうまくいけば、長い長いコロナ禍に終止符を打つことができるかもしれません。

私はコロナ感染症も、いずれはインフルエンザにかかるのと同じくらいの扱いになると思うのですが、それに向けた大きな一歩になると感じています。

そういった期待を込めて、買い直しました。

エクソンモービルに関しては、夏ごろに十分利益が出たので、一度売った銘柄です。

なぜ買ったかというと、あれからしばらく経つのに未だに株価がコロナ前の水準に戻っておらず、まだまだ割安だと感じたからです。(今の時点でも予想PERは13.8です)

さらに現在、インフレが続いており、石油メジャーのXOMからすれば、勝手に利益が増える状況です。

そりゃ買いますよね、買うしかないです。

 

3.まとめ

いかがだったでしょうか?

9~10月にかけての下落を抜けて、私のポートフォリオのパフォーマンスも回復してきました。

特にクラウドストライク(CRWD)とオクタ(OKTA)の伸び、マルケタ(MQ)のV字回復がありがたかったです。

これから年末、2022年にかけては、インフレ下で業績を伸ばすであろうXOM(同じ理由で金融銘柄を追加するかもしれないです)や金利上昇していても株価が伸びているCRWD、OKTA、MQあたりに資金投入していく予定です。

※一般的にハイグロース株は長期金利が上昇する局面では将来の利益が損なわれる、成長が阻害されるという懸念で、売られることが多い

(この状況で成長株の株価が伸びる場合、金利上昇による利益の圧迫よりも、その企業の成長性のほうが高いと市場に期待されていることを意味する。)

それでは、次の記事でお会いしましょう!しろくま投資でした。

 

 

 

「現金比率を高めよ!」2021年9月の投資状況  CRWD・BMY・OKTA・GOOG・JMIA・JNJ・MQ・QQQ・eMAXIS Slim米国株式

こんにちは!しろくま投資です。

前回の更新から、だいぶ間隔が空いてしまいました。汗

気を取り直して、9月5日時点での投資状況の報告です。

トピックは以下の4つです。

 

それでは、いきましょう!

 

1.9月の見通し

9月は例年、米国株式市場のアノマリー的に株価が下がりやすい月です。

アノマリーとは、理論では説明できないが、経験則的にそうなることが知られていることです。「Sell in May(5月に売れ)」などもアノマリーに基づく有名な格言です。

実際、過去の大暴落の多くも9月~10月に起きています。例えば、ブラックマンデー、ドットコムバブル崩壊リーマンショックです。

では、次の暴落は何をきっかけに起こるか?

ずばり、テーパリングです。

今までFRBは、コロナ不況から経済を支えるために巨額の量的金融緩和を行ってきました。その恩恵を受け、市場はコロナショックから急激なV字回復を見せ、市場全体が上へ上へと上昇を続けてきました。

言うなれば、人為的に作られた上昇相場です。

この金融緩和政策の資産買い入れ額を徐々に減らしていくのがテーパリングです。

つまり、「経済は十分に回復したよね?これからは自力で頑張ってね。」ということ。

株価を下支えする力を失うことになるので、これをきっかけに、S&P500で10%~20%程度の市場全体の調整が入ると予想しています。

そのため、いつテーパリング開始の発表がされるかを投資家はみんな注目してます。

次のFOMCは9月21~22日なので、そこで何らかの発表があるか・・・。

ただし、FRBのパウエル議長はテーパリングは雇用の回復が確認できてからと明言しているのですが、9月3日に発表された雇用統計の数字はあまり良くなかったので、テーパリングについてはまだ何も触れない可能性もあります。

とすると、その次のFOMCは11月2~3日となり、テーパリング開始は来年以降にずれ込むかもしれません。

話が長くなってしまいましたが、今はテーパリングを警戒すべき時期なのは間違いありません。一方で、市場がこのまま上昇を続けるリスクもあります。

そのため、市場全体の上昇・下落のどちらにも対処できるよう備えておく必要があると考えています。

具体的には、株は全売りはせず、ある程度保有を続けるが、保有割合が大きい銘柄は一部売却もして、現金比率を上げておくという方法を取っています。

まとまった現金を用意しておくことで、大きな下落が来たときに買い増せるよう準備しておくわけです。

 

2.9月時点での資産総額と現金・株式の割合

1でお話した考えを元に、ポートフォリオを調整して、現在は以下のような資産状況となっています。

資産総額:440万円

・現金:273万円 62%

・株式:167万円 38%

私の場合、現金100万円は生活防衛資金として、何があっても手を付けないと決めているので、現在の買い増し余力は173万円ということになります。

調整局面に入ったら、目安として20%下落で60万投入、さらに20%下落で60万投入・・・という感じで、何段階かに分けて買い増す予定です。

 

3.銘柄ごとの保有額と評価損益

ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMY)

147372円 +653円(+0.45%)

☆アルファベット クラスC(GOOG)

317867円 +13401円(4.40%)

・オクタ(OKTA)

148422円 +27372円(+22.61%)

・ジュミア・テクノロジーズ(JMIA)

18223円 -12906円(-41.45%)

クラウドストライク(CRWD)

183264円 +44286円(+31.86%)

ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)

153643円 +2092円(+1.38%)

・マルケタ(MQ)

118386円 -5003円(-4.05%)

・インベスコQQQ信託シリーズ1(QQQ)

209443円 +23141円(+12.42%)

eMAXIS Slim 米国株式(投資信託

402869円 +52872円(+15.11%)

☆は新たにポートフォリオに加えた銘柄です。アメリカの景気回復は8月にピークを迎えたと判断して、景気後退時に備えてヘルスケアセクターの割合を増やしています。

また、GOOGは今後AIやAR(拡張現実)、自動運転の分野で欠かせない企業になると思ったので、ポートフォリオに加えました。

6月の時と比べて、ポートフォリオからなくなった銘柄はAMD、FB、PINS、SQ、XOMの5つです。

AMDについては、半導体の需要は短期的には今がピークと判断して売りました。

ただし、これからも伸びる分野であることは間違いないので、AMD、エヌビディア、インテルのどこかは、そのうちまた買うと思います。

FBについては、割安のときに買って損益はプラスだったのですが、私自身はフェイスブックもインスタグラムもほとんど使わないので、よくよく考えてみたら、FBのビジネスモデルに自信を持てなくなってしまったので、手放しました。

PINSは、実際にアプリをダウンロードしてみたら、SNSとしての広がりがあまりないように感じたので、やはりビジネスモデルに確信が持てず売却しました。

SQについては、新たに保有したMQという銘柄の売上の多くが今のところSQに依存していることから、リスク分散の面で、SQは手放しました。

XOMに関しては、投資開始初期に買った銘柄で愛着があったのですが、インフレによる原油の値上がりが鈍化したあたりから株価も停滞し、なおかつ評価損益は+40%まで上がっていたので、売却を決めました。
XOMは投資を始めてから最大の利益を出してくれました。

 

4.まとめ

いかかだったでしょうか?

久しぶりの更新で、まとまりのない内容になってしまいましたが、

テーパリングへの警戒、下落局面に備えた対策など、皆さんの参考に少しでもなれば幸いです。

また次の記事でお会いしましょう!しろくま投資でした!