いま、デルタ航空(DAL)に投資している狙い
こんにちは!しろくま投資です。
今回はデルタ航空(DAL)に投資している狙いについてお話しします。
ここで先に謝っておきたいのですが、実はデルタ航空は、ほんの1時間ほど前に、すべて売却してしまいました。
なので、今回のテーマは「デルタ航空に投資している狙い」改め、「デルタ航空に投資していた&売却した理由」に変更です!(笑)
その理由も併せて説明するので、ぜひ見ていってください。
今日のトピックは以下の3つです。
では、今日もいきましょう!
デルタ航空に投資する(していた)狙い
まず、デルタ航空はアメリカを代表する航空会社の1つです。日本でいうと、ANAやJALのような会社ですね。
2020年はコロナウイルスの影響をもろに受けて、売上高は前年比-63.6%になり、赤字の状況が今も続いています。
これは人の移動が制限されて、旅客機の需要が大きく減少したことが原因です。
私がデルタ航空株に投資したのは、いずれワクチンが流通し、コロナが終息すれば、人々は今まで通り旅行や出張で飛行機を利用するようになり、旅客機の需要は回復するだろうと予想したからです。
実際、デルタ航空の株価は2020年前半に底値(1株20$付近)を付けて、そこから上昇を続け、現在1株48$付近まで回復しています。
ちなみに、私が買い付けをしたのは2021年1月初めだったので、その時点で1株40$ほどでした。
せめて、1株30$の頃に買えてたらという後悔はありますが、そのころは投資を始めていなかったので、仕方ないですね。(笑)
なぜデルタ航空株をすべて売却したのか
まず、売却した株価は1株47.80$で、売却益+19190円(税引き後)です。
含み益では28000円近くあったんですが、税金えぐいですね。(泣)
(初めて売却して、これも良い経験になったので、まあ良しとします。)
では、なぜせっかく上昇しているデルタ航空株を売却したのか?
理由は3つあります。
理由①:目標としていた株価にほぼ到達したから。
この理由がいちばん大きいですね。
デルタ航空については、2021年後半~2022年にかけて株価が50$以上に戻ってくれれば十分と思っていました。
なぜ50$付近を目標にしたかというと、コロナ以前の過去10年チャートが大体45$~50$後半で推移していたからです。
ここで、現在の株価を見ると、2021年2月22日の終値で47.74$です。
そう、既に目標株価に到達してるんですね。(笑)
これは今のバブル相場の影響だと考えてます。
2月だけで39$付近から48$まで上昇していますが、その間にデルタ航空の業績が改善したかというと、まったくそんなことはありません。
つまり、将来の業績改善を織り込んで、株価が上がってるんですね。
将来の成長や回復を織り込んだ株価になるのは普通のことなんですが、いまのデルタ航空の株価はおそらく2年以上先の業績を織り込んだ値段になっていると思います。
もちろん、みんなが期待して投資しているのは良いことなんですが、そのお金が別の投資先に移って下落するリスクを考えると、欲張らずにこの辺で現金化しておこうと考えたわけです。
理由②:デルタ航空が元の売り上げに戻るかどうか、確信が持てなかったから。
元々、デルタ航空がコロナ以前の業績に戻ることに期待して投資したわけなんですが、現在リモートワークがかなり広がって、会議もZoomなどを利用するのが当たり前になっています。
対面でないと難しい部分も色々とあるようですが、リモートで支障の出ない仕事に関しては、今後もリモートでいいでしょうという社会になりそうな気がします。
なぜかって、企業からしたらその方がコストが安いからですね。
リモートで済むなら、バカでかいオフィスも縮小できるし、たくさんの社員の通勤費、出張費も払わなくていいわけです。
そう考えると、今後、コロナが完全に終息したとして、果たして以前のように飛行機で移動して出張に行く必要あるの?ということになります。
理由③:現金保有率を高めたかったから。
現在、私が投資している米国株式市場は完全にバブル相場になっています。
(これについてはいずれ別の記事にまとめようと思います。)
おそらく2021年も上昇は続くと思いますが、膨らみ続けたバブルは何かをきっかけに必ずはじけるものです。
加えて、2008年のリーマンショックから10年以上暴落が来ていないことを考えると、次の暴落はかなり大きなものになると考えています。
その際のダメージを軽減するとともに、割安になった優良株を買い増しできるように、今後1年間で現金保有率を80~90%まで高める予定です。
その第一歩として、今回デルタ航空株を売却したわけです。
まとめ
はい!ということで、今回はデルタ航空株を保有していた狙いと売却した理由について、お話ししました。
本当は保有している間に記事にしたかったんですが、どんな狙いで保有し、またどんな理由で売却したかというのは他の銘柄にも応用できると思うので、今回記事を書きました。
皆さんの投資の参考に少しでもなれば幸いです。
では、次の記事でお会いしましょう!